「空き家を売りたいけれど、何から始めればいいかわからない」
「なるべく費用をかけずに、できるだけ高く売却したい」
大阪府内でも、空き家の売却相談が年々増加していますが、事前準備が不十分なまま売却に進んでしまい、価格が下がったり、売却が長期化するケースも少なくありません。
実は、売却前に無料でできる準備だけでも、スムーズに売却が進み、価格にも良い影響を与えることがあるのです。
この記事では、不動産業界の実務に基づき、空き家売却を検討する方が「今すぐ、無料でできる」重要な準備を5つ厳選してご紹介します。
目次
- 準備①|室内外の片づけと簡易清掃
- 準備②|権利関係(登記内容)の確認
- 準備③|土地と建物の基本情報の把握
- 準備④|地域の不動産相場を調べる
- 準備⑤|信頼できる相談先を見つけておく
- よくある質問
- まとめ
準備①|室内外の片づけと簡易清掃
最も基本的で、かつ効果が大きいのが空き家の片づけと清掃です。
売却予定の空き家がゴミや私物で散らかっている状態だと、内見時の印象が悪くなり、買い手の判断を鈍らせてしまいます。
無料でできる片づけの例:
- 私物・家具・衣類・雑誌などを整理整頓
- 庭の雑草取り、落ち葉掃除
- 玄関・窓・水回りの拭き掃除
最低限の清潔感を保つだけでも、物件の印象は大きく向上します。
準備②|権利関係(登記内容)の確認
売却前には、登記簿謄本(全部事項証明書)を取り寄せ、名義や権利関係を確認しておきましょう。
登記内容の確認は、自宅のパソコンから法務局のオンラインサービス「登記情報提供サービス」で無料または低額で行えます。
チェックポイント:
- 所有者の名義が正しいか(相続未登記ではないか)
- 共有名義の場合は他の名義人の同意が取れるか
- 抵当権や差押えなどの登記が残っていないか
これらが未整理だと、売却手続きでトラブルになる可能性があるため、事前に把握することが非常に重要です。
準備③|土地と建物の基本情報の把握
売却前には、土地の面積・形状・接道状況や、建物の築年数・構造などの基本情報を整理しておくと、査定や販売活動がスムーズになります。
無料で確認できる主な情報源:
- 登記簿謄本:土地と建物の面積、所有者情報
- 固定資産税通知書:地番、評価額、課税情報
- 住宅地図や公図:土地の形状や周辺との位置関係
これらは役所や自宅に保管されている資料で確認可能です。
準備④|地域の不動産相場を調べる
売却価格の妥当性を判断するためには、近隣の空き家や中古住宅の相場を事前に調べておくことが重要です。
ポータルサイトや不動産公示価格をチェックすることで、大まかな価格帯が把握できます。
おすすめの無料サイト:
- 土地総合情報システム(国土交通省)
- レインズマーケットインフォメーション
- 不動産ポータル(SUUMO、HOME’Sなど)
相場を把握しておくと、不動産会社の査定金額の妥当性も判断しやすくなります。
準備⑤|信頼できる相談先を見つけておく
空き家の売却は、状況に応じて様々な対応が必要です。
だからこそ、事前に不動産会社や専門家に相談することが、結果的に早期売却や高値売却につながります。
無料でできる相談の例:
- 不動産会社の無料査定サービスを活用
- 自治体の空き家相談窓口を活用
- 相続や名義変更の無料相談窓口に問い合わせ
大阪府内には、空き家専門の相談窓口や、不動産に強い士業が多数存在しています。
一人で抱え込まず、まずは相談することから始めてみましょう。
よくある質問
Q1. 相続した空き家でも売却できますか?
はい。ただし、売却前に相続登記(名義変更)を済ませておく必要があります。
Q2. 空き家の売却にリフォームは必要ですか?
必須ではありません。リフォームよりも、「清掃・整理」が先です。買主がリノベーション前提で購入するケースも多くあります。
Q3. 売れない場合、解体して更地にすべきですか?
立地や用途によります。再建築可能な土地なら更地にした方が売れやすいこともありますが、解体費用は慎重に検討しましょう。
まとめ
空き家を売却する前に、費用をかけずにできる準備は多くあります。
今回ご紹介した5つのポイントは、すべて無料で実行可能です。
まとめ:無料でできる空き家売却準備
- 室内外の片づけ・清掃
- 登記や所有者名義の確認
- 土地・建物の基本情報の把握
- 地域の相場調査
- 信頼できる相談先の確保
これらを事前に行っておくだけで、査定額の向上・売却期間の短縮・トラブル回避につながります。
空き家を放置することは、資産価値の低下だけでなく、固定資産税や近隣とのトラブルリスクも高めます。
まずは今すぐできることから、一歩を踏み出してみましょう。
